北麓球場のウォーキングコースで・・・ ライブ授業(対面授業)とオンライン授業(映像授業)で気づいたこと[#10]

塾講師は、生徒に勉強を教える仕事ですが、逆に子供たちからもいろいろと教わることも多いものです。
また、普段、生活していると「あ~やっぱりこれで良かったんだなぁ」、「こっちのやり方がいいな」など感じることがあります。

そんな日々の気づきや感じたことをブログに残そうと思います。
(桒原の感想日記みたいなものなので、期待せずにご覧ください。)

今回は、第1弾で「やっぱりライブが強い!?」です。

北麓球場のウォーキングコースで・・・

私は健康のために、富士北麓球場のウォーキングコースをたまに散歩します。
そこで、中学生くらいの子たちが野球の試合をしていました。
ウォーキングコースからも試合の様子を見ることができ、散歩しながら眺めることがあります。

外野方向で散歩しながら野球の試合を眺めていると、“カキーンっ!”とボールがぐんぐん伸び、私の方へやってきました。
見事、ホームランです!
このホームランを見て、鳥肌が立っていることに気づき、「おぉ!スゲー!」っとなっていました。

自分が試合で打ったわけでもなく、自分が応援しているチームでもなく(誰が試合していたかも知りませんでした)、見知らぬ誰かが打ったホームランを見て、胸が熱くなるというか、心が湧く感じになったのです。

「いいもの見たなー」と歩きながら感じていました。ホームランって野球では特別な一場面で、心揺さぶられる瞬間の一つです。

応援しているチームの選手がホームランを打って感動することはあると思います。メジャーで大谷選手が豪快な一発を打って、すごいな!と思うこともあるでしょう。しかし、私はそれを見て鳥肌が立つほど感動することは稀です。

テレビや動画などを通じて見たホームランでは、そこまで感動する域にはいきません。もちろん、シチュエーションによっては、心揺さぶられるホームランもあります。
今回の北麓球場で見たホームランで、「見ず知らずの少年が、シチュエーションなども知らずに見ただけなのに、鳥肌が立つほど何に感動したんだろう?」と歩きながら考えていました。
結論として、「やっぱりライブで見るホームランはひと味違う?」という考えに至りました。

言葉で表現しきれないので、伝わるかわかりませんが、ライブならではの何かを感じ取っているのだと思います。
臨場感という言葉が一番近いですかね。

今回の教訓は、「映像や伝聞よりも、ライブで感じることの価値は計り知れない!」です。

塾もやっぱりライブ授業がいい?

ここからは、上の話と塾との結び付けの話になるんですが、
授業もやっぱりオンライン授業や映像授業よりライブ授業が強いんだろうなって改めて感じました。


コロナ禍で、一気に映像授業の供給が増えましたよね。オンライン授業や映像授業には良い点がたくさんあります。

【オンライン授業・映像授業の良い点】

  1. 場所の制約がない(塾のない地域の子も利用できる)
  2. 柔軟な学習スケジュール(決められた時間の実施ではない) 
  3. 個別対応の容易さ(生徒の理解度によるカリキュラム) 
  4. 多様な教材・ツールの活用(動画や音声など、マルチメディアを活用) 
  5. データに基づく学習管理(学習進捗管理・学習分析)

オンライン授業や映像授業は、使い方や生徒の環境によっては、メリットもあると思います。
しかし、塾の先生たちの本音は、オンライン授業や映像授業より、ライブ授業の方がメリットは大きいと感じています。

以前、勤めていた集団塾で私はDX担当をしており、他のいろいろな塾の先生たちとも話をする機会もありました。
グループ会社内でもオンライン授業や映像授業を導入に際し、生徒たちにより良いものを提供するように企画・運営を話し合っていました。
その中で「よりよいオンライン授業をどう作っていくのか?」というところから始まったのですが、
その答えは、「臨場感のあるライブ授業に近い環境を作る」といったものでした。

つまり、(現段階では)ライブ授業が学力を育むのに最適ということです。

※動画や立体のイメージ図を見ることができるのは、映像授業の強みですよね。(各塾にモニターがあればそれも解決?)
現段階で、オンライン授業や映像授業の強みは、近隣にはいない授業力の高い先生の授業を受けられるということです。
塾がない地域はもちろん、近隣の塾で授業力が弱い先生たちの授業を受けるよりは、オンライン授業の方がましというケースです。
(メンター的なフォローはなくなるので、安易にオンライン授業が良いとも言えませんが)


北麓球場でのホームランを見て、いろいろと考えを巡らせて、『個別学習塾LEAFの強みってなんだろうな?』って。
「生徒一つの表情を見て、勉強を前向きにできているかどうかを判断したり、問題への理解度など確認したりできるよな。」、「それってライブ授業(対面授業)ならではだよなぁ」と思いました。(一応LEAFではオンライン授業対応もしていますが)

2024年段階では、生徒の学力を伸ばせる環境って、
授業力のある先生が生徒の状況を理解して、個々の成長に合わせた指導をし、前向きに勉強に取り組ませることができる塾かなと思っています。それが適しているのはライブ授業(対面授業)だと思います。
どれか一つでも条件が欠けたら、オンライン授業を選択するのも大いにありだと思っています。


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