心の声で記憶をする人と画像で記憶する人の違いは?[#52]
みんなは「覚える」ときに、どんなふうに覚えているかな?
たとえば、漢字を覚えるとき。
ある人は「くさかんむりに、早いと書いて…草早(そうそう?)じゃなくて、草(くさ)か!」と声に出さないけど心の中で言葉にして覚えるかもしれないね。
一方で、ある人は「この漢字、草の絵みたいだな~」とか「この形、前に見たあの漢字と似てるな」って頭の中に絵や形で思い出して覚えるかもしれない。
どちらも「記憶」のしかたなんだけど、使っている「道具」がちょっと違うんだよ。

1. 心の声で覚える人ってどんな人?
このタイプの人は、言葉を頭の中で話すようにして覚えるよ。
たとえば、九九を覚えるとき、「にいちがに、ににんがし…」って、歌を歌うように覚えた人も多いんじゃないかな?
国語や社会のテストのときに、「〇〇は××です」っていう文章が頭の中にそのまま聞こえるように思い出せる人も、このタイプかも。
📌 こんな子に多いかも?
・おしゃべりが好き
・本を読むのが好き
・言葉で説明するのが得意
2. 画像で覚える人ってどんな人?
このタイプの人は、頭の中で絵や写真みたいにして覚えるよ。
たとえば、「歴史の教科書にあった写真」とか、「黒板に先生が書いた図」とかを思い出して、「ああ、あのページの右のほうにあったやつ!」って覚えるの。
理科や図工、地図を使う勉強が得意な子は、こういう覚え方をしていることが多いよ。
📌 こんな子に多いかも?
・絵をかくのが好き
・マンガや図がある本が好き
・見るだけでなんとなく覚えられる

3. どっちがいいの? どっちもOK!
「心の声で覚える」「画像で覚える」――どっちがいい・悪いということはないよ。
大事なのは、「自分に合った覚え方」を知って、それをうまく使うこと!
たとえば:
- 音で覚える人 → 歌にしてみる、声に出して読む、説明をしてみる
- 絵で覚える人 → イラストを描く、表や図にまとめる、色をつけてみる
どちらも合わせて使えるようになると、もっともっと覚えやすくなるよ!
最後に
人によって、「覚えるのが得意なやり方」はちがうんだよ。
友だちと同じやり方でうまくいかなくても、大丈夫!
自分だけの「覚え方のヒミツ」を見つけて、楽しく勉強していこうね♪

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