自分のために頑張れるようになると、成績は急成長する[#78]

サボってきたことは、誰が一番困ると思う?
結局、自分が一番困るんだよね。

「親に怒られるから勉強する」
「先生に認められたいから頑張る」
そんな気持ちで机に向かう子も多いと思う。

それでも、最初はそれでいい。
でも、本当に伸びる子って、「自分のために頑張れる子」なんだ。
勉強する理由が「怒られないため」から「自分の成長のため」に変わった瞬間、
ぐんと成長スピードが上がる。

「自立」って、いきなりできるものじゃない

よく「大人になったら自立する」と思いがちだけど、
自立は、ある日いきなりできるようになるものじゃない。

たとえば、自転車に乗れるようになるまでを思い出してみよう。
最初は親が後ろを支えてくれる。
でも、だんだん手を放して、
「もう少し見守ってみよう」と親が一歩引いたとき、
子どもはふらふらしながらも、自分でバランスをとるようになる。

勉強もそれと同じ。
手とり足とり教えすぎると、
「自分で考える」「自分で動く」力が育たない。

かといって、完全に放っておけばいいわけでもない。
見守る。
そして、大きく道を外れそうなときにだけ、そっと方向を戻してあげる。
そのバランスが大切なんだ。

「怒られるからやる」より「誰かのためにやる」

「怒られるのがイヤだから勉強する」というのは、
マイナスから逃げるための行動。

一方で、
「誰かを助けたいから」「家族に恩返ししたいから」
そんなプラスの動機で動くと、人はどんどん強くなる。

たとえば、将来「医者になりたい」と思う子がいたとする。
「親に言われたから」では続かないけど、
「病気で苦しんでいる人を救いたい」と思っている子は、
どんなに大変でもあきらめない。

勉強の動機が「誰かのため」や「自分のため」に変わった瞬間、
子どもは見違えるほど変わる。

大人になってからの「成長できる人」と「止まる人」の違い

大人になって仕事をすると、
上司に言われたことだけをやる人と、
自分から課題を見つけて動く人がいる。

後者のほうが、やっぱり成長が早い。
失敗しても自分で考えて、次に生かそうとする。
それができる人は、学生時代に「自分で動く力」を身につけてきた人なんだ。

つまり、今の勉強の姿勢が、大人になってからの伸び方にもつながっている。

「1を10にする」のか、「1を100にする」のか

無理やりやらせれば、確かに今より少しはできるようになる。
1を10くらいにすることはできる。

でも、本当に伸びるのは、
「自分でやりたい」と思えるようになった子。

そういう子は、1を100にも、1000にもできる。
困難があっても、「自分ならできる」と思えるようになる。

だから、LEAFが目指すのは、
“やらされて動く子”ではなく、“自ら動ける子”を育てること。

見守りながら、時には励まし、
自分の力で一歩を踏み出せるように支えていこう。

最後に

サボって困るのは、誰でもない、自分。
でも、その「困った」をきっかけに、
「次は頑張ろう」と思えたら、それが成長の始まり。

勉強も人生も、
最終的には「自分のため」にやることが、いちばん強い。


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