【脳葉強化】『一筆書き② 初級・中級・上級』 ひらめきラボ《0034》 ~人生の回り道も、いつか繋がる一本の線~

解答: 

下の図

初級:スタート地点はA または、C

中級
Sがスタート地点、Gがゴール地点

上級
Sがスタート地点、Gがゴール地点

解説: 

一筆書きができるための条件

  1. 全ての頂点に繋がる線が偶数本である この場合、どこから書き始めても、必ず一筆書きができます。
  2. 線が奇数本繋がっている頂点が2つだけある この場合、必ずその2つの奇数頂点のどちらかから書き始め、もう一方の奇数頂点で書き終えることで一筆書きができます。

逆に、奇数頂点が3つ以上ある場合は、一筆書きは不可能です。


今回の問題では、初級は【奇数頂点が2つのパターン】、中級と上級は【偶数頂点のみのパターン】でしたね。


過去の記事はこちら

【脳葉強化】『一筆書き① 超難問も!』 ひらめきラボ《0015》 ~一筆書きって子供がやるとどんな効果がある?~

いかがでしたか。
一筆書きのルールを知っていれば、スタート地点はすぐにわかったかもしれません。
知らなかった人は、何度も試行錯誤してみることが大切ですね。

人生の回り道も、いつか繋がる一本の線

勉強や部活、友達関係、進路のことで悩んだり、遠回りをしているように感じたりすることはないですか?

今回は、そんな風に感じている方に伝えたいことがあります。それは、人生は「一筆書き」で、一見ムダに見える経験も、必ずいつか繋がっていく、ということです。

「一筆書き」ってどういうこと?

一筆書きは、ペンを紙から離さず、同じ線を二度通らずに、全ての線を一度で描ききる遊びです。数学の世界では、グラフ理論という分野で研究されています。

一筆書きには、絶対に守らなければならないルールがたった一つだけあります。それは、奇数点(線が奇数本出ている点)の数が「0個」か「2個」でなければならない、ということです。

  • 奇数点が0個:どこから書き始めても、必ず元の場所に戻ってきます。
  • 奇数点が2個:必ずその2つのどちらかから書き始め、もう片方の奇数点で書き終わります。

逆に、奇数点が3つ以上あると、絶対に一筆書きはできません。

一見複雑に見える図形も、このシンプルなルールさえ知っていれば、一瞬で「一筆書きができるか、できないか」が分かってしまいます。

人生も一筆書きだ

この考え方は、私たちの人生にも当てはまります。

私たちはつい、人生を「一本のまっすぐな道」だと思いがちです。「この高校に合格して、この大学に行って、この会社に就職する」というように、あらかじめ決まった完璧なルートがあると思いがちです。

でも、実際はそうではありません。

部活でレギュラーになれなかったり、志望校に落ちてしまったり、友達とケンカしたり、新しい趣味を見つけてそれまでの興味を失ったり…。人生には、思いもよらない回り道や、線が途切れてしまうような瞬間が何度も訪れます。

でも、それは決してムダな線ではありません。

一筆書きの図形の中には、一見「この線、いる?」と思うような遠回りの線があります。でも、その線がなければ、最終的なゴール(図形の完成)にたどり着くことはできません。

人生も同じです。あなたが今、経験している回り道や遠回りも、すべてがあなたの人生という図形を完成させるために必要な「一本の線」なのです。

身近な「回り道」の例

ここで、みんなの身の回りで起こりそうな「回り道」の例を考えてみましょう。

【事例1:部活のレギュラー争い】

サッカー部に入ったAさんは、すぐにレギュラーになれると信じていました。しかし、なかなか試合に出る機会がなく、ベンチを温める日々が続きました。一時は部活をやめようかとも考えました。

でも、彼は「もっと上手くなりたい」と諦めずに練習を続け、試合に出られなくても、チームのためにできることを探しました。すると、チームメイトのプレースタイルや相手チームの弱点に詳しくなり、戦術を考えるのが得意になりました。

結局、レギュラーにはなれませんでしたが、彼はチームの戦術分析を担当するようになり、試合で的確なアドバイスを送ってチームを勝利に導きました。

これは、一見「レギュラーになれなかった」という失敗の線のように見えます。でも、この回り道があったからこそ、彼は「戦術分析」という新しい才能を開花させることができたのです。もし最初からレギュラーになっていたら、この線は描かれなかったかもしれません。

【事例2:志望校に行けなかったBさん】

Bさんは第一志望の高校に落ちてしまい、第二志望の高校に入学しました。最初は「なんで自分だけ…」と落ち込んでいました。

でも、その高校の部活には、第一志望の高校にはなかったユニークな活動がありました。そこでBさんは新しい趣味を見つけ、生涯の親友と呼べるような仲間にも出会うことができました。

第一志望に行けなかったという「線」は、Bさんの人生にとって一見「失敗」の線に見えます。しかし、その回り道があったからこそ、彼は新しい才能と仲間に出会うことができたのです。人生という一筆書きにおいて、その線は「新しい経験」と「大切な出会い」を繋ぐための、なくてはならない線でした。

最後に

人生には、思い通りにいかないこと、遠回りに感じることがたくさんあります。でも、その一つ一つが、あなたがこれから描く未来の線に必ず繋がっていきます。

だから、今どんなに悩んでいても大丈夫。

今描いているその線は、決してムダにはなりません。

あなたが描くその線は、あなただけの、唯一無二の人生の図形を完成させるために、必要な一本なのです。

焦らず、恐れず、あなただけの線を自由に描いていきましょう。

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