現代のあんちょこはChatGPTやClaude 3.5? 中3生はもうすぐ教達検で進路を決める時期[#23]
皆さん、「あんちょこ」という言葉を知って(覚えて)いますか?
昔、テスト前に小さな紙に重要なポイントを書き込んで、こっそり見ようとしたあの「あんちょこ」です。元はカンニングペーパーという意味で使われていたそうですが、それが派生し後に「重要なポイントをコンパクトにまとめた参考資料や覚書」(虎の巻)と言いう意味で使われるようになったようです。(安直の音の変化からきているようです)
私自身、「あんちょこ」という言葉は聞いたことがなく、たまたま見ていたドラマで使用されていて気になって調べて分かった言葉です。
調べた結果、現代版のあんちょこってAIアシスタント「ChatGPT」や「claude3.5」などのことではないか?と感じました。
そこで、AIたちに「現代のあんちょこは、chatGPT?」「勉強する意味は?」とたずねました。
以下はClaude3.5とChatGPTのそれぞれの回答です。
Claude 3.5って何?
Claude 3.5は、人工知能(AI)を使った対話型のアシスタントです。質問をすると、膨大な知識を基に答えてくれます。まるで、頭の中に図書館を持っているような存在ですね。
現代版「あんちょこ」?
Claude 3.5は、ある意味で現代版の「あんちょこ」と言えるかもしれません。でも、大きな違いがあります:
- 幅広い知識:昔の「あんちょこ」は一つのテスト用。Claude 3.5は、ありとあらゆる質問に答えられます。
- 理解を助ける:単なる暗記ではなく、概念の説明や例え話まで提供してくれます。
- 常に最新:紙の「あんちょこ」と違い、最新の情報にアクセスできます。
- 対話形式:一方的な情報提供ではなく、質問を重ねて深く理解できます。
でも、ちょっと待って!
Claude 3.5は確かにすごい。でも、これを使えば勉強しなくていいの? 答えは「NO」です。
AIは私たちの「補助ツール」であって、「代替品」ではありません。本当の学びは、自分で考え、理解し、応用する過程にあるのです。
結論:勉強することの大切さ
小学生の皆さん、中学生の皆さん、そして全ての学習者の方々。AIは確かに便利なツールです。でも、最終的に大切なのは、自分の頭で考え、理解することです。
- 基礎をしっかり学ぶ:AIに頼る前に、自分の力で基本を押さえましょう。
- 理解を深める:AIの説明を鵜呑みにせず、「なぜ?」「どうして?」と考えてみましょう。
- 応用力を養う:知識を得るだけでなく、それを使ってどう問題を解決するか考えましょう。
- 創造性を育てる:AIにはない、人間ならではの発想や創造性を大切にしましょう。
Claude 3.5のような AIは、私たちの学習をサポートしてくれる心強い味方です。でも、主役はあくまでも皆さん自身。AIと上手に付き合いながら、自分の力で学び、成長していってください。
それこそが、未来を切り開く本当の「あんちょこ」になるはずです。
次にChatGPTの回答です
現代のあんちょこは、ChatGPT?
かつて、学生たちがテストや宿題の助けにしていた「あんちょこ」という存在。授業やテスト対策用に手書きや印刷で作られた小さなメモやまとめノートのことを指します。今ではそれがデジタル化し、さらに進化した形で手元にあるのが、ChatGPTなどのAIツールです。
現代の学生たちにとって、AIツールは疑問を瞬時に解決してくれる便利な存在です。たとえば、ChatGPTに質問すれば、答えがすぐに返ってくるだけでなく、解説や関連情報まで得られることが可能です。その結果、学生たちはすぐに理解でき、次の課題に進むことができます。
ChatGPTの活用は効率的、でも大事なのは「理解」
確かに、ChatGPTを使うことで時間や労力を節約できます。答えを知りたいときにすぐに得られるこの便利さは、「あんちょこ」と同じ役割を果たしています。ですが、ここで一つ忘れてはいけない大事なポイントがあります。それは、単に答えを得ることと、実際に理解することは違うということです。
AIツールを利用することで、問題の解決方法は分かるかもしれません。しかし、本当に大切なのは、それを自分の力で理解し、応用できるようになることです。答えだけをコピーしてしまうと、根本的な理解が深まらず、将来の学習やテストで困ることになるでしょう。
小学生・中学生のうちに学ぶべきこと
小学生や中学生の時期は、基礎的な知識やスキルを身につける大切な時期です。算数や国語、理科などの基礎的な学問は、どれもこれからの学びの土台となります。この時期にしっかりと理解を深め、自分の力で考える習慣をつけることが、将来の成長に大きく影響します。
AIツールを利用すること自体は悪いことではありませんが、答えを得るだけではなく、自分で考え、学ぶプロセスを大切にすることが必要です。ChatGPTを使いこなすためには、まず自分で挑戦し、そのうえでAIの助けを借りる姿勢が重要です。
最後に
ChatGPTなどのAIツールは、現代の「あんちょこ」として私たちに多くの恩恵を与えてくれます。しかし、最も重要なのは、答えを知ることではなく、その過程で学び、理解を深めることです。特に小学生や中学生のうちは、学ぶことの楽しさや自分で解決する力を養うことが大切です。
勉強をすることは、未来への投資です。AIがどんなに進化しても、学びの力はあなた自身のものです。自分の頭で考え、努力することこそが、将来の大きな成果に繋がるのです。
いかがでしたか?
あんちょこは、もともとカンニングペーパーという意味だったようですが、AIツールで調べればカンペと同様の答えが得られます。
AIたちの回答で共通しているのは、学び始めて理解するまでの過程が大切ということですね。
確かに、どんなことをするにも、何かを達成するまでの努力の仕方は似ていますからね。
学生時代は勉強を通じて成果を出す過程を学んでいます。(もちろん、学んでいる知識そのものも価値はあるものです)
学生時代は、見本となる教師がいますが、社会に出ると教師はもちろん塾などのサポートも無くなり、自分の力で前に進んでいく必要があります。(同僚や上司などはいますけどね)
学生時代に努力の仕方を学んでおくと、将来の助けになることでしょう。(大人で努力の仕方がわからず苦しんでいる人もいますからね…)
中学3年生の10月・11月には教達検というテストがあります。
このテストの結果をもとに進路指導が行われます。
各高校の合格ラインの得点を取るために必死に勉強をしている子たちも多いでしょうが、9月時点でも必死に勉強ができていない子もいるようです。
単元テストのように、一朝一夕で高得点を取れるようなものではありません。
受験勉強って、子供たちにとってみると「つらいもの」と感じることも多いですが、それを乗り越えた子たちは大きく成長していきます。結果を出す為にどのように努力をしていけばよいかを学んでいるからだと思います。
この学びが高校進学後はもちろん、大人になってから初めて行う仕事やその他のことにおいても、自分を助けてくれるものになってきます。
受験勉強はイヤかもしれませんが、成長できる一つのイベントくらいのつもりで、がんばってみませんか?
ちなみに、LEAF近隣の公立高校の教達検で各高校の合格ラインの目安は、
吉田高校(理数科)425点以上
吉田高校(普通科)375点以上
富士河口湖高校(普通科)300点以上
富士北稜高校(総合学科)250点以上
※合格ラインは、年次によって変わってきます。
※上記の点数は合格ラインの得点です。最低点数は年次よって変わります。
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