2学期期末がもうすぐ!「美術の勉強なんてしても意味がない!」と思っていた子は…[#31]
11月下旬から12月初旬にかけ、各中学では期末テストがあるかと思います。
中間テストとの違いはやはり、技能教科も筆記試験があることですよね。
主要5教科に加え、音楽・美術・保健体育・技術家庭科の4教科が加わります。
中学1年生は、1学期に期末テストを経験しましたが、4教科においてもそれなりに準備をしていないと得点が取れないことは実感できたのではないでしょうか。
テスト前まで計画的に勉強を進めたいですね。
以前こんなことをいう子がいました。
”美術に関する職業に就くつもりがないから、期末の勉強なんてやって意味あるの?” ”将来使わないのに意味なくね?”
期末テスト前になると、そう感じる子も少なくないようです。
高校入試には主要5教科のテストしかないので、5教科だけ勉強していればよいと思っている子も少なくありません。
しかし、現状(2024年時点)、山梨県の公立高校入試では、中学1年生からの内申(通信表)が関係してきます。
LEAFのある富士吉田や河口湖などの近隣の公立高校に進学するには、各教科の通信表の評価は最低3は欲しいところです。
富士河口湖高校や吉田高校の進学を考えているなら4は取りたいですよね。
将来、美術の知識を必要としない職に就くかもしれませんが、高校進学を考えると美術の勉強も行い、それなりの得点を取る必要があることはわかると思います。もちろん、美術以外の技能教科も同様です。
もう少し言えば、内申点においては、主要5教科より、技能4教科のほうが1.5倍価値が高いです。9教科のうち技能教科の評価が高い方が、内申点としては有利になるんですよね。
技能教科の勉強は内申・入試のためより・・・
上記のこともそうなのですが、今回知っておいてほしいことは、高校入試で使うからなどの目先の評価・利益も大切なんですが、もう少し先の将来のために教養を身につけておいた方が良いという話です。
”美術に関する職業に就くつもりがないから、期末の勉強なんてやって意味あるの?” ”将来使わないのに意味なくね?”
この発言した子は、実は、中2ときの私です。
高校入試の仕組みは少し今とは違い、内申点(通信表)は中学3年生のみの評価だったので、中1・中2のころの通信表は高校入試では一切評価の対象にはなっていなかったのです。
そんなこともあり、「美術の勉強なんて・・・」という発言をしていたんですね。絵も下手でしたし・・・
中3になると、高校入試の評価に関係してくるので、勉強するようにはなったんですが、勉強するモチベーションは、入試のためでした。
大人になって仕事をしていると、「子供の時もっと美術の勉強ちゃんとやっとけばよかったなぁ」と思う場面に遭遇します。
このブログのアイキャッチ画像(トップの画像)を作るときもそうですし、以前集団塾に勤めていた時、私が県内の広告を作成していた(させられていた?)ときにもデザインの土台がないので、苦労しっぱなしです。
掲示用のポスターを作るときにも文字バランスや配色など困ってしまうことが多くありました。
私が子供のとき、塾か学校の先生になろうと考えていたので、美術なんて使わないだろうと思っていたので、「美術の勉強なんて・・・」と思い適当に勉強していましたが、今やめちゃくちゃ美術の知識を使うことになっています。
中学生のころ、もっとちゃんとやっておけばよかったと反省と後悔です。
使う場面になったら、嫌でも勉強することになるんですが、土台があればもっと苦労なく仕事できたんだろうなーと思う日々です。
中学時代なんて、勉強する時間をたっぷり与えられているわけですから、そこでやらない手はないですよね。
とは言いつつも、子供にとって友達と時間、自分のやりたいことの時間なども大切ですからね。時間は無限にあるわけではないので、何を優先するかは人によると思います。
でも、テスト前は、技能教科の勉強も少しはしますよね。
せっかく勉強するなら、単純にテストで点数を取るため、内申点をあげるためというだけでなく、将来の自己投資・自己成長のために勉強に励むと良いかもしれません。
(私は、)学力や知識って、お金と一緒で、ないよりあった方がよいと思う派です。
学生時代は、教えてもらえる先生もいたり、時間も(大人と比べると)余裕があったりと勉強するのに適している時期です。
今回の期末テストも有意義な勉強の機会になるとよいですね。
今回、私の中学時代に美術の勉強を軽視した結果、後悔したことを書きました。
美術を勉強しておくと将来どんな良いことがあるのか、claude3.5(人工AI)に「美術の勉強がどのように役立つのか」聞いていたので、載せておきますね。
以下、claude3.5の回答です。
1. プレゼン資料作りで大活躍!
会社での企画書やプレゼンテーション資料を作る時、色の組み合わせや配置のバランスなど、美術で学んだ基礎がとても重要になってきます。「寒色と暖色の対比」や「補色の関係」といった知識は、見やすい資料作りの強い味方です。
2. SNSの時代に必須スキル
InstagramやTikTokなど、写真や動画を投稿する機会が増えていますよね。構図の取り方や色使いのセンスは、まさに美術で学ぶ基礎そのもの!友達に「写真、いつも素敵!」って言われるかもしれませんよ。
3. 生活の中での美的センス
部屋の模様替えやファッションコーディネート。これって実は美術で学ぶ「配色」や「バランス」と深い関係があるんです。おしゃれな空間作りには、美術の知識が欠かせません。
4. 創造力とアイデア力の育成
「この絵から作者は何を伝えたかったんだろう?」といった美術の授業での考察。これは実は、物事を多角的に見る力や、新しいアイデアを生み出す力を育てているんです。この力は、どんな職業でも必要とされる大切なスキルです。
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