教達検まであと10日!同じ時間・分量の勉強を行っても結果は異なるのはこれ!中3生のみなさん、どっちですか?[#22]
富士吉田・河口湖地区の中学では、学園祭を終え、あと10日ほどすると教達検がありますね。
(※教達検:教育課程到達度確認検査資料というテストです)
中学3年生のみなさんは、毎日の勉強に追われていることと思います。
今日は、勉強に対する姿勢について考えてみましょう。
特に、「決意をもって自主的に勉強に取り組む子」と「保護者や先生に言われて勉強する子」の違いについて話します。
自主的な勉強と他律的な勉強
勉強には大きく分けて2つのタイプがあります:
- 自主的な勉強: 自分の意志で、目標を持って取り組む勉強
- 他律的な勉強: 親や先生に言われるから、仕方なく取り組む勉強
どちらのタイプも勉強していることには変わりありませんが、その過程と結果には大きな違いが出てきます。
モチベーションの違い
自主的に勉強する子は、自分の目標や夢のために勉強しています。例えば、「将来なりたい職業のために必要な知識を得たい」とか「好きな科目をもっと深く理解したい」といった明確な理由があります。
一方、他律的に勉強する子は、「親に怒られたくないから」「先生に言われたから」といった外部からの圧力で勉強しています。
中3生でいえば、自主的な勉強をする子は「○○をしたいから、吉田高校に進学したい!」など目標があり、吉田高校の合格できるように準備をしていることでしょう。
他律的に勉強する子は、「教達検があるから、勉強していないと親がうるさいから」、「結果が悪いとスマホが没収されるから」などのようなバツがあるから、渋々勉強をしているような状態ですね。塾に通っている子でもこのような状態で通ってしまっている子って少なくないんですよ。
塾の先生の中には、子どもの状態に気づけなかったり、気づいていても自主的な勉強する子へと変化させることをしない・できなかったりし、テストで成果を出せないこともあります。今通っている塾の先生は大丈夫そうですか?
学習効果の違い
自主的に勉強する子は、学ぶことに喜びを感じやすく、知識の吸収も早い傾向があります。疑問点があれば自ら調べたり、先生に質問したりするなど、積極的に学習を進めます。
他律的に勉強する子は、勉強を「やらされている」と感じがちで、最低限の努力で済ませようとする傾向があります。結果、理解が浅くなったり、すぐに忘れてしまったりすることがあります。
同じ時間勉強したり、同じ分量の課題をこなしていても、自主的か他律的かによって結果は大きく異なります。
「教達検」の結果の違い
このような勉強への姿勢の違いは、「教達検」のような試験の結果にも表れます。
- 自主的に勉強する人:
- 平常時から計画的に勉強するため、試験直前の焦りが少ない
- 深い理解を得ているので、応用問題にも強い
- 試験後も学んだことを活かそうとする
- 他律的に勉強する人:
- 試験直前に慌てて勉強することが多い
- 暗記中心の学習になりがちで、応用力に欠ける
- 試験が終わるとすぐに忘れてしまいがち
実際の「教達検」の点数を比較すると、自主的に勉強する人の方が、感覚としては平均して10〜20点ほど高い傾向があります。
自主的な勉強への転換
他律的な勉強をしている人も、少しずつ自主的な勉強に転換することができます:
- 自分の興味や目標を見つける
- 小さな目標を立てて達成感を味わう
- 勉強仲間を見つけて刺激し合う
- 好きな科目から始めて、徐々に苦手科目にも取り組む
小さな積み重ねでもよいでの、自分でこの勉強をしようと動き出すことです。
まとめ
勉強は決して楽しいことばかりではありませんが、自分の未来のために必要不可欠なものです。「やらされている」という気持ちを「自分のためにやる」という気持ちに変えていくことで、勉強がより楽しく、そして効果的になります。
みなさんも、今日から少しずつ、自主的な勉強を心がけてみてはいかがでしょうか?
第1回教達検まであとわずかですが、その後、第2回教達検・入試と続いていきます。他律的な学習から自主的な学習に変えられるとよいですね。
きっと将来にも良い影響を与えるはずです!
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