第2回教達検(2025年)の平均点予測と進路指導・志望校をどう決める?[#81]
第2回教達検の平均点予測(2025年)
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令和8年度公立高校【定員発表】 2026年度入試(2025年中3生) 第1次進路希望調査結果(山梨県公立高校入試倍率) – 個別学習塾 LEAF
年によって多少異なりますが、近隣の高校の志望校合格ライン(教達検結果)は以下のようになります。
吉田高校(理数科)425点以上
吉田高校(普通科)375点以上
富士河口湖高校(普通科)300点以上
富士北稜高校(総合学科)240点以上
※合格ラインは、年次によって変わってきます。
※上記の点数は合格ライン(平均・中央値のやや下)の得点です。最低点数は年次よって変わります。
学校や塾によって、多少誤差はあると思いますが、おおむね上記のような点数になると思われます。
※あくまでも予測なので、参考程度でご参照ください。
2025年の第2回教達検も第1回目と同様に、若干やさしめだったようで、得点はやや高めの結果となったようです。
上記の得点にプラス10点~15点くらいするとよいかもしれません。
2025年に絞ると得点の目安は以下のようになると考えています。
吉田高校(理数科)440点以上
吉田高校(普通科)385点以上
富士河口湖高校(普通科)310点以上
富士北稜高校(総合学科)240点以上
※上記の点数は合格ライン(平均・中央値のやや下)の得点です。最低点数は年次よって変わります。
※あくまでも予測なので、参考程度でご参照ください。

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進路指導・志望校をどう決める?
中学3年生のみなさん、テスト三昧だった2学期がひと区切りつきましたね。
第1回教達検、中間テスト、第2回教達検、期末テスト、そして12月の到達度テスト。
この時期のテストは、進路に大きく関わることもあり、緊張感の続く2学期だったのではないでしょうか。
さらに、高校の倍率発表や定員数の変更など、進路について考える場面も多かったと思います。特に富士吉田・河口湖の北麓地域では、例年以上に厳しい受験になることが予想されています。
吉田高校普通科の定員数削減、前期受験者の増加などもあり、昨年より厳しめの進路指導を受けたご家庭も多いのではないでしょうか。
こうした情報を集めておくことは大切です。
しかし何よりも大切なのは、「自分がどの高校に進学したいのか」という本人の気持ちです。
「みんなが行くから」という理由ではなく、
「その高校で何を学び、どんな自分になりたいのか」
そこを真剣に考えることが受験の軸になります。

過去にも、今年のように厳しい入試となった年がありました。
その中で、志望校を変えざるを得なかった子もいれば、志望を変えずに最後までやりきって合格した子もいます。一方で、先生に「厳しい」と言われたからという理由だけで、すぐに志望校を変えた子もいました。
志望校を変更することが悪いわけではありません。必要なケースがあるのも事実です。
ただ、「受かりそう・受かりそうにない」という基準だけでなく、
「行きたいか・行く必要がないか」という基準でもしっかり考えてほしいのです。
そしてこの“判断軸の違い”が、普段の勉強への向き合い方に大きく影響します。
今は合格圏内にいる子が、なんとなく志望校を決めている場合は、合格圏外から本気で追い上げてくる子に抜かれる可能性があります。
私自身、余裕で合格できるはずの生徒が、追い上げによって逆転不合格になってしまったという、今でも胸が痛む経験があります。本人の悔しさは、私が想像する以上だったと思います。
(その後、併願先の高校で過ごし、大学にも合格してくれたことがわずかながらの救いでした。)
「塾の先生は、志願変更させないように言っている」と見られることもあるようです。「私自身もそうなのか?」と発言を振り返りながら、これで良かったのかと自問自答することはよくあります。
ただ、生徒が話を真剣聞き、考えた末に進路を変えた子たちは、その後の高校生活が充実しているように見えることが多いのも事実です。逆に、深く考えずに進路を変更した場合は、高校生活が惰性になってしまうケースもあります。
また別のケースでは、明らかにその高校に進んだ後が苦しいと見える場合は、こちらから志望校変更を提案したこともあります。進学後に留年のリスクが高かったり、授業についていけずに将来の選択肢が狭まってしまうと予測できる場合は、より適した環境を勧めるほうが、その子にとってプラスに働くからと思ったからです。その後のその子の状況を見るとてきた状況だったように感じましたし、その子が高校を卒業するときには、「あの時の進路決定は正しかった」という言葉ももらえました。
こうした一つ一つの判断は、すべて “その子の未来を考えて” という思いからしてきました。
どんな形であれ、目標を持ち、自分の人生を主体的に選び取ってほしい。
そのために、「行ける・行けない」ではなく、「行きたい」という気持ちを大切にして受験勉強に取り組んでほしい。
高校生活が充実すると、その先の未来への道も自然と広がっていきます。
関わった生徒たちが、毎日を惰性で過ごすのではなく、目標を持ち、未来へ向かう力を育んでくれることを心から願っています。

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