令和8年度 山梨県公立高校入試を徹底分析!今から何をすればいい?学年別・完全ロードマップ〔号外002〕

📊 入試データ分析 2026

令和8年度 山梨県公立高校入試を徹底分析!
今から何をすればいい?学年別・完全ロードマップ

山梨県教育委員会が発表した公式データをもとに、LEAFが中学生向けにわかりやすく解説します。

山梨県教育委員会は、令和8年度(2026年3月実施)の公立高校入試の結果分析を公表しました。受検者3,009人のデータから見えてきたのは、「基礎はできているのに、考えて書く力が弱い」という共通の課題です。この記事では、各教科のポイントを中学生にもわかりやすくまとめ、「今すぐ始められる学習法」を学年別にお伝えします!
📈全体の結果まとめ

今年度の総合平均点は 255.9点(500点満点) で、前年度より 10.7点も下がりました。過去5年間で最も低い水準です。

総合平均点の推移(500点満点)
R4
264.7点
R5
263.4点
R6
261.2点
R7
266.6点
R8
255.9点 ⚠ 過去5年最低
💡 注目ポイント:英語の平均点が40.0点(前年55.8点)と大幅にダウン。全体の下落を引っ張っています。英語対策が今年度入試の最重要課題です。
📚教科別 平均点&弱点まとめ
🟣 国語
53.8 点 / 100点
漢字の読み書きは概ね定着。記述問題(自分の考えを書く問題)の正答率が低く、古文・文学的文章の読解で課題あり。
🟠 社会
52.9 点 / 100点
用語を知っているだけでは不十分。「なぜそうなった?」という背景や理由を説明する力が弱い。地歴公が融合した思考問題に注意。
🔵 数学
53.8 点 / 100点
計算問題は正答率80〜97%と高水準。しかし空間図形・確率の証明・記述系の問題で正答率が一ケタ台になるものも。
🟢 理科
55.6 点 / 100点
知識問題の定着は良好。「力学的エネルギー保存(正答率9.2%)」「化学変化の計算(10.6%)」など、法則を使って考える問題が低い。
🔷 英語
40.0 点 / 100点
今年度最大の課題教科!リスニング・自由英作文が特に低い。「35語以上の英文を書けた生徒が63%、満点は10.6%」という厳しい結果に。
🔍教科別 詳しく見てみよう

🟣 国語

⚠ 特に正答率が低かった問題
  • 「文の成分の順序(文法)」…正答率 27.2%
  • 話し合いの合意形成に関する問題…正答率 26.6%
  • 古文(おくのほそ道)の内容解釈…正答率 2〜11%
  • 文学的文章の表現効果を書く問題…正答率 10.3%

記述式で「自分の考えを整理して書く」問題が全体的に苦手。漢字は9割以上できていても、「論理的にまとめる力」が得点を左右しています。

🟠 社会

⚠ 特に正答率が低かった問題
  • 工業の業種構成の変化を考察する問題…正答率 32.9%
  • EUの歴史的背景に関する問題…正答率 50%台
  • 法人税と所得税の関係を説明する記述問題…正答率 14.6%(無答率38%!)

「単語を暗記する」だけでは解けない問題が増加中。複数の分野を横断して「社会的なしくみ」を考察する力が求められています。

🔵 数学

⚠ 特に正答率が低かった問題
  • 確率(2つのさいころの目の組み合わせ)…正答率 18.5%
  • 数学的な根拠を示して説明する問題…正答率 15.2%
  • 二次関数と図形の融合問題(面積)…正答率 24.4%
  • 空間図形(展開図・対角線)…正答率 2.6〜18.5%

計算は得意でも、「なぜそうなるかを説明する」証明問題や、複数の分野をまたぐ応用問題が苦手な生徒が多い。空間図形は特に弱点になりやすい分野です。

🟢 理科

⚠ 特に正答率が低かった問題
  • 密度の計算(状態変化)…正答率 5.3%
  • 力学的エネルギーの保存の思考問題…正答率 9.2%
  • 鉄と硫黄の化合の計算…正答率 10.6%
  • 金星・火星の見かけの動きの説明…正答率 32.0%

「〇〇は□□である」という知識の暗記はできていても、実験結果を使って計算したり、法則を別の場面に当てはめたりする問題で正答率が激落ちしています。

🔷 英語

⚠ 特に正答率が低かった問題
  • リスニング(メモ完成)…平均正答率 22.7%
  • リスニング1回読み(英語音声)…正答率 55%(前年より下落)
  • 文脈から英文を考えて書く問題…正答率 22.8%
  • 要約を完成させる問題…正答率 24.1%
  • 35語以上の自由英作文(満点取得)…10.6%

英語は「読む・聞く」はある程度できていても、「書く・話す」の発信力が圧倒的に不足。単語・文法を覚えるだけでなく、英語で表現する練習が絶対に必要です。

🗺️学年別 今すぐ始める学習ロードマップ

今回の入試結果と、山梨県教育委員会の学力向上施策をもとに、学年ごとの目標と学び方をまとめました。

中学1年生
🌱 基礎の土台を作る
  • 英語は単語・文法を徹底。中1の内容が入試の基盤になる
  • 数学は計算ミスをなくすことが最優先
  • 国語は毎日100〜200字程度の要約練習を習慣に
  • 理科・社会は教科書の太字用語を確実に覚える
  • 読書・読解を日常的に行い、文章に慣れておく
中学2年生
🌿 弱点を把握して強化
  • 英語はリスニングを週3回以上耳に入れる習慣を
  • 数学は図形・関数が入試最頻出。早めに苦手をつぶす
  • 国語は古文の基本文法(助動詞・歴史的仮名遣い)を学ぶ
  • 理科は実験の原理を「なぜ?」から理解する
  • 社会は地歴公の3分野をバランスよく積み上げる
中学3年生
🏁 入試に直結した対策
  • 英語は自由英作文を毎週1〜2本書いて添削を受ける
  • 数学は空間図形・確率・証明を重点的に演習
  • 国語は記述問題を制限字数内でまとめる練習
  • 理科は計算問題(密度・化学変化・電力)を繰り返す
  • 社会は「なぜ・どのように」を言葉で説明できるまで
🏠家庭学習でできること
🏠 家庭学習の4つの習慣
  • 毎日の読書・読解:国語・英語の読む力は日々の積み重ねで育ちます。新聞のコラムや読み物を要約する習慣が記述力アップに直結します。
  • 英語のリスニング:NHKラジオ英語や教科書の音声CDを毎日10〜15分聴くだけでも、リスニング力は変わります。1回聴きに慣れることが重要です。
  • 数学は「なぜ?」を口に出す:計算の答えを出すだけでなく、「なぜこの式を使うのか」を声に出して説明する練習が証明・記述問題に効きます。
  • 理科・社会は図解ノート:用語を書き写すだけでなく、矢印や図を使って「つながり」を書くと記憶が定着し、応用問題にも対応できます。
📱 山梨県の方針:1人1台端末(タブレット・PC)の家庭持ち帰りが推進されています。学校から端末を持ち帰れる場合は、デジタル教科書や学習アプリも積極活用しましょう。
🏫塾でできること
🎯 塾を利用し、差をつける5つのポイント
  • 記述・論述の添削指導:国語・社会・英語の「書く問題」は、一人では正しく直すのが難しい。プロの目で添削することで、書き方のクセを修正してもらおう。
  • 英語の発信力トレーニング:英作文の指導+スピーキング練習で、「使える英語」を育てます。自由英作文で満点を狙える力を一緒につけましょう。
  • 数学の思考プロセス指導:正答率一ケタ台の難問も、解法のパターンと考え方を体系的に学ぶことで解けるようになります。
  • 理科の実験・計算の理解定着:暗記にとどまらず、「なぜその値になるのか」を計算を通じて理解させます。密度・化学変化・エネルギー保存は重点強化ポイントです。
  • 学習計画の個別サポート:山梨県教育委員会は「個別最適な学び」を推進しています。LEAFでも、一人ひとりの学力・進度に合わせたカリキュラムで効率よく伸ばします。

📌 今回の分析まとめ

  • 令和8年度入試の総合平均は255.9点で過去5年最低。英語が特に大幅下落。
  • 全教科共通の課題は「暗記はできるが、考えて書く力が弱い」こと。
  • 山梨県は「子供主体の学び・探究的な学習」を学校教育の柱にしており、入試問題も思考力・表現力重視にシフトしている。
  • 英語は発信力(書く・話す)の強化が最優先。国語・社会・数学も記述対策が不可欠。
  • 家庭学習では「読む・要約する・英語を聴く」習慣を。塾では添削・思考力指導を活用しよう。

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お気軽にお問い合わせください。

※本記事は山梨県教育委員会「令和8年度公立高等学校入学者選抜 学力検査結果の概要」及び「令和8年度 教育振興基本計画を踏まえた山梨県が目指す学校教育」をもとに作成しています。

山梨県教育委員会HPより
https://www.pref.yamanashi.jp/documents/7061/r8gakuryokukensagaido.pdf


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