令和8年度 山梨県公立高校入試を徹底分析!今から何をすればいい?学年別・完全ロードマップ〔号外002〕
令和8年度 山梨県公立高校入試を徹底分析!
今から何をすればいい?学年別・完全ロードマップ
山梨県教育委員会が発表した公式データをもとに、LEAFが中学生向けにわかりやすく解説します。
今年度の総合平均点は 255.9点(500点満点) で、前年度より 10.7点も下がりました。過去5年間で最も低い水準です。
🟣 国語
- 「文の成分の順序(文法)」…正答率 27.2%
- 話し合いの合意形成に関する問題…正答率 26.6%
- 古文(おくのほそ道)の内容解釈…正答率 2〜11%
- 文学的文章の表現効果を書く問題…正答率 10.3%
記述式で「自分の考えを整理して書く」問題が全体的に苦手。漢字は9割以上できていても、「論理的にまとめる力」が得点を左右しています。
🟠 社会
- 工業の業種構成の変化を考察する問題…正答率 32.9%
- EUの歴史的背景に関する問題…正答率 50%台
- 法人税と所得税の関係を説明する記述問題…正答率 14.6%(無答率38%!)
「単語を暗記する」だけでは解けない問題が増加中。複数の分野を横断して「社会的なしくみ」を考察する力が求められています。
🔵 数学
- 確率(2つのさいころの目の組み合わせ)…正答率 18.5%
- 数学的な根拠を示して説明する問題…正答率 15.2%
- 二次関数と図形の融合問題(面積)…正答率 24.4%
- 空間図形(展開図・対角線)…正答率 2.6〜18.5%
計算は得意でも、「なぜそうなるかを説明する」証明問題や、複数の分野をまたぐ応用問題が苦手な生徒が多い。空間図形は特に弱点になりやすい分野です。
🟢 理科
- 密度の計算(状態変化)…正答率 5.3%
- 力学的エネルギーの保存の思考問題…正答率 9.2%
- 鉄と硫黄の化合の計算…正答率 10.6%
- 金星・火星の見かけの動きの説明…正答率 32.0%
「〇〇は□□である」という知識の暗記はできていても、実験結果を使って計算したり、法則を別の場面に当てはめたりする問題で正答率が激落ちしています。
🔷 英語
- リスニング(メモ完成)…平均正答率 22.7%
- リスニング1回読み(英語音声)…正答率 55%(前年より下落)
- 文脈から英文を考えて書く問題…正答率 22.8%
- 要約を完成させる問題…正答率 24.1%
- 35語以上の自由英作文(満点取得)…10.6%
英語は「読む・聞く」はある程度できていても、「書く・話す」の発信力が圧倒的に不足。単語・文法を覚えるだけでなく、英語で表現する練習が絶対に必要です。
今回の入試結果と、山梨県教育委員会の学力向上施策をもとに、学年ごとの目標と学び方をまとめました。
- 英語は単語・文法を徹底。中1の内容が入試の基盤になる
- 数学は計算ミスをなくすことが最優先
- 国語は毎日100〜200字程度の要約練習を習慣に
- 理科・社会は教科書の太字用語を確実に覚える
- 読書・読解を日常的に行い、文章に慣れておく
- 英語はリスニングを週3回以上耳に入れる習慣を
- 数学は図形・関数が入試最頻出。早めに苦手をつぶす
- 国語は古文の基本文法(助動詞・歴史的仮名遣い)を学ぶ
- 理科は実験の原理を「なぜ?」から理解する
- 社会は地歴公の3分野をバランスよく積み上げる
- 英語は自由英作文を毎週1〜2本書いて添削を受ける
- 数学は空間図形・確率・証明を重点的に演習
- 国語は記述問題を制限字数内でまとめる練習
- 理科は計算問題(密度・化学変化・電力)を繰り返す
- 社会は「なぜ・どのように」を言葉で説明できるまで
- 毎日の読書・読解:国語・英語の読む力は日々の積み重ねで育ちます。新聞のコラムや読み物を要約する習慣が記述力アップに直結します。
- 英語のリスニング:NHKラジオ英語や教科書の音声CDを毎日10〜15分聴くだけでも、リスニング力は変わります。1回聴きに慣れることが重要です。
- 数学は「なぜ?」を口に出す:計算の答えを出すだけでなく、「なぜこの式を使うのか」を声に出して説明する練習が証明・記述問題に効きます。
- 理科・社会は図解ノート:用語を書き写すだけでなく、矢印や図を使って「つながり」を書くと記憶が定着し、応用問題にも対応できます。
- 記述・論述の添削指導:国語・社会・英語の「書く問題」は、一人では正しく直すのが難しい。プロの目で添削することで、書き方のクセを修正してもらおう。
- 英語の発信力トレーニング:英作文の指導+スピーキング練習で、「使える英語」を育てます。自由英作文で満点を狙える力を一緒につけましょう。
- 数学の思考プロセス指導:正答率一ケタ台の難問も、解法のパターンと考え方を体系的に学ぶことで解けるようになります。
- 理科の実験・計算の理解定着:暗記にとどまらず、「なぜその値になるのか」を計算を通じて理解させます。密度・化学変化・エネルギー保存は重点強化ポイントです。
- 学習計画の個別サポート:山梨県教育委員会は「個別最適な学び」を推進しています。LEAFでも、一人ひとりの学力・進度に合わせたカリキュラムで効率よく伸ばします。
📌 今回の分析まとめ
- 令和8年度入試の総合平均は255.9点で過去5年最低。英語が特に大幅下落。
- 全教科共通の課題は「暗記はできるが、考えて書く力が弱い」こと。
- 山梨県は「子供主体の学び・探究的な学習」を学校教育の柱にしており、入試問題も思考力・表現力重視にシフトしている。
- 英語は発信力(書く・話す)の強化が最優先。国語・社会・数学も記述対策が不可欠。
- 家庭学習では「読む・要約する・英語を聴く」習慣を。塾では添削・思考力指導を活用しよう。
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※本記事は山梨県教育委員会「令和8年度公立高等学校入学者選抜 学力検査結果の概要」及び「令和8年度 教育振興基本計画を踏まえた山梨県が目指す学校教育」をもとに作成しています。
山梨県教育委員会HPより
https://www.pref.yamanashi.jp/documents/7061/r8gakuryokukensagaido.pdf
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