第1回教達検が終わり進路指導へ 第2回教達検・入試で得点を上げた生徒はこんな生徒だった[#24]
第1回教達検が終わりましたね。結果はいかがでしたか。
志望校合格ラインををクリアできましたか?
年によって多少異なりますが、近隣の高校の志望校合格ライン(教達検結果)は以下のようになります。
吉田高校(理数科)425点以上
吉田高校(普通科)375点以上
富士河口湖高校(普通科)300点以上
富士北稜高校(総合学科)250点以上
※合格ラインは、年次によって変わってきます。
※上記の点数は合格ラインの得点です。最低点数は年次よって変わります。
学校や塾によって、多少誤差はさると思いますが、おおむね上記のような点数になります。
ただ、学年の学力状況によって、得点最低ラインは変わりますので、上記の点数が取れていないと、その高校・学科に行けないということではないので、安易に判断しないようにしてくださいね。
逆に、上記の得点を超えている生徒でも、実際の高校入試の合否は、「入試の得点」と「通信表の評価(内申点)」が1:1評価となっていますので、内申点を含め判断するようにしてくださいね。
教達検は高校受験校を決めるうえで重要なテストです。
ほとんどの中3生はこのテストに向けて準備をしてきたのではないでしょうか。
今回の結果をもとに進路指導が始まってきます。(学校によっては3者面談があると思います)
今回の結果で受験校が完全に決定されるわけではありません。(が、おおむね受験校が定まってきますね)
第2回教達検は、11月中旬に(2024年は11/7(木))ありますが、第1回教達検から第2回教達検にどのように成績が推移したかも受験校を決めるうえで重要視されます。
テストの難度は「第1回教達検」<「第2回教達検」<「高校入試」と高くなっていきます。
第1回教達検で合格ラインを取れていても第2回教達検で合格ラインを大きく下回っていると、高校入試当日の得点は心配になってきますよね。
もちろん、得点だけで判断できない部分もあります。普段の本人の理解度に対してテストの結果がどうであったかを含め、見る必要があります。(これをできる先生は学校・塾を含め、実はそんなに多くないです…)
第1回教達検から第2回教達検の平均点は、変わらないこともあれば、30点近く下がる年もあります。
上がることは非常に稀です。(多分ない?)
そんななか、生徒個々で見ていくと、成績をアップさせることができる生徒もいます。
第2回教達検・入試に得点をアップさせた生徒は?
第1回教達検に向け、受験勉強を進めてきたと思います。中には直前になってあせって受験勉強を始めた生徒もいたのではないでしょうか。
過去の先輩たちで第1回教達検では、志望校合格ラインを下回っていたり、倍率から見て不合格者になり得る位置にいたりした生徒のうち、第2回教達検・入試に得点をアップさせた生徒がいます。
そんな生徒たちの特徴というか、どんな状態で勉強に取り組んでいたのか例をあげていきます。
これができていないから、成績が上がらないというわけではないです。結果を出した生徒はこんな気持ちや行動になっていったんだな程度にご覧くださいね。全部できたら、超人ですよ。
- 第1志望校は変えずに頑張り続けた
- 課題やテストに対して弱音をはかなくなった(ウエルカム状態になっていた)
- 単純な勉強時間が増えた(スマホをいじらなくなった)
- 生活リズムが良くなった(早寝早起きとは限らず勉強中心のルーティンができた)(メリハリがついた)
- 授業中の集中力がアップ(目力・顔つきが変わる)
- 質問をするときに、「○○まで理解できたけど、○○って何でこうなるのか?」と具体的に聞くようになった。(今までは「これ教えてください」だった)
- できない生徒と比較するのではなく、自分より成績が上の生徒を意識しだし、その生徒の真似をしだした
- 保護者に勉強しすぎて心配させるようになった
- 今やっている勉強がテストにつながると信じて取り組み続けられた
- 小テストや模試の結果を気にするようになる(テスト直後にどうだったか聞きに来る)
パッと思い付いたものを書きましたが、まだまだあるでしょうね。
第1回教達検が終わってから急に変化したわけではなく、1学期や夏休み明けの9月くらいから徐々に変化してきたものです。
なぜ、成績が上がった生徒たちは、このような気持ちになったのか、行動をするようになったのか?
実はそこが一番重要だと思いませんか?
上記の行動を保護者が無理に子供にさせればよいか?そんなことでは成績は上がりません。
生徒自身が自発的に「勉強をしよう!」と思うようにならなければ、成績は上がらないと私は思っています。
強制的な勉強をさせれば、少しは上がると思いますけどね。本当の意味で学力をつき、飛躍的な成績アップは見込めないでしょう。
生徒が自発的に勉強をするようにできる環境を作ることが大切です。
この環境というのは、個人塾・集団塾・ネームバリューなどの規模では決まりません。
私は「先生次第」と思っています。
マンツーマン指導だから、成績が上がるか?ではなく、そこで教える先生次第です。
集団塾だから、細かく見てもらえないから成績が上がらないのか?ではなく、先生次第です。
マンツーマン指導・集団塾それぞれ様々なメリット・デメリットはありますが、マンツーマン指導塾・集団塾問わず、成績を上げる塾には成績を上げられる先生がいます。
だから同じ看板の塾でもそこで教える先生によって、成果は大きく異なります。
要するに、先生が生徒に対し、生徒が自発的に勉強をしたくなるような指導をしているか、否かです。(授業のうまさとはまた別のの話ですね)
極端な話、保護者が子供に対し、子供が自発的に勉強をするように仕向けることができれば、塾なんて必要ないと思います。
様々な理由がありそれを行うのが難しいので、塾などのサポート機関の需要があるのだと思いますが、極論そうなります。
個別学習塾LEAFでは、生徒が自発的に勉強をするように、様々なアプローチを繰り返しています。そのアプローチの仕方は生徒個々によって変える必要があります。一辺倒なアプローチでは、響き方が変わってきますからね。(恥ずかしながら書きますが、集団塾で勤めていたときも私の教室は他の教室より一歩上の成果を出していました)
第1回教達検を終え、成績を上げたい生徒がいるなら、LEAFへ通いませんか?
体験授業を受けられますので、お声がけください。
逆に得点が他の生徒と比べて下がってしまったケースも紹介しますね。
反面教師ということで知っておいてください。
- 第1回教達検の結果が、第一志望校に対して余裕がある生徒(油断からくるもの?)
- 自分の勉強スタイルが正しいと思いこみすぎている生徒(我が強すぎる・保護者独自の強い押し付け)
- 表面的な勉強しかしていない生徒(内容理解ではなく、問題を解けるようにしていただけ)
当たり前かもしれませんが、目標が高ければそこに向かう努力をし続けるので、得点は上がっていく傾向があります。逆に、志望校に対して余裕のある生徒は点数が下がりやすい傾向があります。
過去5,6年の生徒のデータを見ましたが、上がる子は50点以上得点を伸ばせた子もいました。逆に下げている子は50点くらい点数を下げていました。得点を下げた子の中には、志望校に対して余裕があった生徒だけではなく、学習内容の理解が不十分で得点ダウンをした生徒もいました。
上記にあるように、第2回、入試と徐々に難度は増していきます。1回目の結果で一喜一憂せず、地道に頑張っていきましょう。
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