2040年に向けて、高校の普通科で「理系」と「文系」の生徒の割合を同じくらいにしたい[#92]

文部科学省が2026年2月13日に発表した高校教育改革(YouTube動画)のポイント

2026年2月13日、文部科学省(MEXT)がYouTubeチャンネルで高校教育改革の基本方針(いわゆる「グランドデザイン」)を発表しました。
この動画の2分45秒あたりでは、2040年に向けて、高校の普通科で「理系」と「文系」の生徒の割合を同じくらいにしたいという方針が紹介されています。

普通科高校では、進路や学習の内容から「文系か理系か」を選ぶ仕組みがあります。現在は文系の方が多いのですが、将来の社会で必要な力を考えてこの割合を変えようとしているのです。

そもそも脳の構造的に、理系の人って5割もいるんですかね?」はこちらから

文部科学省Youtubeチャンネル  動画(2分45秒らへん)


今回の発表を見て、ChatGPTに現在の理系と文系の割合・実現可能かどうかを分析してもらいました。
この方針を実現するために、小学生・中学生・高校生の段階でどのような教育が必要なのかも聞きました。

2026年時点の理系と文系の割合はどれくらい?

文科省が公表している統計によると、普通科高校生の進路選択割合は次のようになっています(2024年度の数字):

  • 文系:約51%
  • 理系:約31%
  • 文理を分けない(科目横断的なコース):約27%
    ※全部で100%を超えるのは、複数コース選択を含めた分類のためです。

別の報道でも「普通科の生徒は文系が5割、理系が3割程度」という言い方がされています。

つまり、2026年の普通科では文系が理系よりかなり多いという現状です。

なぜ「理系と文系を同程度にする必要がある」のか?

① 理系人材が不足すると言われているから

社会がAI(人工知能)やデータ分析、ロボット、環境技術などの分野で進化していくと、科学・数学・技術の知識を使える人材(いわゆる理系)が将来必要になると考えられています。そこで理系の割合を高めたり、文理の壁をなくしたりする政策が出ています。

ある分析では、将来は数学・データの専門能力を持つ人が不足し、文系の職種は供給過剰になる可能性が指摘されています。

② 社会が複雑になって理系と文系の区別だけでは対応できないから

今の社会では、文系の知識(人の考え方、社会の仕組み)と理系の知識(科学的な考え方、技術の使い方)がどちらも必要です。文系だけ・理系だけでは柔軟な思考ができない場面も増えています。

2040年に同程度にするためにはどんな教育の取り組みが必要?

小学生の段階で

  • 理科や算数への興味を育てる
     実験やものづくり、身近な自然の不思議など、楽しみながら学べる工夫が大切です。
  • 読解力や表現力も同時に育てる
     理系でも文系でも、文章の読み取りや自分の考えをまとめる力は必要です。

中学生の段階で

  • 数学や理科を身近に感じられる授業
     抽象的な内容でも日常生活に結びつける説明があると、苦手意識が減ります。
  • 探究学習(テーマを考えて調べる学習)を取り入れる
     文系・理系の垣根をこえた課題解決力の育成につながります。

小学生の頃の理科は好きだけど、中学生になると苦手・嫌いと感じるようになる子がいるんですよね。
その内容をそのうち書こうかな。

高校生の段階で

  • 文理の選択を見直しやすくする仕組み
     今は進路選択が早い段階で決まることが多いですが、途中で変更しやすい仕組みがあれば理系への挑戦のハードルが下がります。
  • 学校内で文理横断の科目やプロジェクト学習を増やす
     数学+社会+英語など組み合わせた学びで、深い理解につながります。

2040年に同程度にできる可能性はどれくらい?

可能性はゼロではないが簡単ではない、というのが現実的な見方です。
教育制度や進路選択の仕方を変えるには時間がかかります。また、生徒・家庭の価値観や進路の考え方も変わっていく必要があります。

例えば、数学や科学が「成績や偏差値のためだけではなく、生きる力として役立つ」という価値観が広がることが重要です。逆に、大学入試や進路指導がよく変わらないままだと、理系を選ぶ生徒を増やすのは簡単ではありません。

肯定的な意見と否定的な意見

肯定的な意見(よい面)

  • 未来の産業や社会で必要な力を持った人が増える可能性がある。
  • AIやデータサイエンスの力を使いこなせる人材が育つことで、国全体の競争力が上がる。
  • 文系・理系を分けずに幅広い知識を学ぶことで、いろいろな問題に柔軟に対応できる力が育つ

否定的な意見(心配な面)

  • 進路選択の自由がなくなってしまうのではないかという不安。
  • 文系の学びが軽視される危険性(「文系は不要」と受け取られる)がある。
  • 学校や先生の準備が整わないまま目標だけ先行すると、教育現場の負担が大きくなる可能性がある。

まとめ

2026年2月13日に文部科学省が発表した教育改革の方針では、2040年に向けて高校の普通科で文系と理系の割合を同程度にすることが掲げられました。

2026年時点では、文系がかなり多く理系が少ないという現状がありますが、これを変えるためには幼いころからの学び方、教え方、選択の仕組みの見直しが必要になります。

可能性は決して低くありませんが、制度・価値観・教育環境が同時に変わる必要があるため、実現へは工夫と時間が必要です。


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