小学生のころ理科が好きだったのに、中学生になると理科が嫌いになった子とその防止は?[#98]

小学生の頃の理科は好きだけど、中学生になると苦手・嫌いと感じるようになる子がいるんですよね。
そう感じる理由・どうしたら防げるのかをまとめてもらいました。

関連記事:文科省発表「2040年に向け、理系と文系を半々に」


結論から言うと――

「理科が嫌いになった」のではなく、
「理科の中身が変わった」ことが大きな原因
です。

順番に整理します。

🔍 小学生の理科と中学生の理科は“別物”に近い

🟢 小学生の理科

  • 実験・観察が中心
  • 「なぜだろう?」を楽しむ
  • 身近な自然(虫・天気・植物)
  • 計算は少なめ

👉 体験型・ワクワク型

🔵 中学生の理科

  • 数式が出てくる
  • 原理・法則を覚える
  • 抽象的な内容が増える
  • テストで点数化される

👉 理論型・評価型

ここで「楽しい」から「難しい」に印象が変わるのです。

🧠 原因① 抽象化レベルが急に上がる

たとえば、

小学生:
「豆電球が明るくなるのはなぜ?」

中学生:
「電流 I=V/R を用いて説明しなさい」

急に文字や式が出てきます。

これは脳にとって大きなジャンプです。

📊 原因② 数学力が必要になる

中学理科では、

  • 比例
  • 反比例
  • 速さ
  • 密度
  • グラフ

などが普通に出てきます。

つまり、

理科が難しいのではなく、
「数学とセットになった理科」が難しい

ということがよくあります。

算数は、中学理科を理解するための大切な道具のひとつです。
小学生のうちから、理科をもっと好きになるための準備を積み上げていきましょう。

🎯 原因③ 「覚える科目」に見えてしまう

中学生になると、

  • 化学式
  • 用語
  • 実験の手順

暗記が増えます。

すると、

「理科=覚えるだけの科目」

という印象に変わってしまいます。

中学になると、覚える知識の量は小学生のころと比べて格段に増えます。
だからこそ、理科に限らず、漢字やことわざ、都道府県名などで「覚える」練習を小学生のうちから積んでおきましょう。
覚える力が身についていれば、量が増えてもスムーズに勉強が進みます。
※必要なのは「詰め込み」ではなく、インプットとアウトプットを繰り返す練習です。

🧩 原因④ テスト評価の影響

小学生:
→ 点数より体験重視

中学生:
→ 内申・順位・高校入試

ここで

  • 失敗=苦手
  • 点数が悪い=嫌い

という思考に変わる子が増えます。

🏫 原因⑤ 思春期の心理

中学生は

  • 周りと比べる
  • 「できない自分」が気になる
  • 難しいことを避けたくなる

という心理も強くなります。

理科は正解がはっきりしている分、
自信をなくしやすい教科でもあります。

わからないこと・できないことが増えてくると、
「できなくてもいい」と言い訳を探して自分を納得させてしまう子も少なくありません。
でも、わかる・できるようになると、これまでとは打って変わって前向きに勉強するようになるものです。

📌 でも大事なのはここ

多くの場合、

「理科が嫌い」なのではなく
「理科が難しく感じている」だけ

なのです。

そして実は、

  • 実験は好き
  • 宇宙や生き物の話は好き

という子は多いです。

🌱 どうすれば防げる?

✔ 数式の意味を丁寧に理解させる
✔ 数学と理科をつなげて教える
✔ 「なぜ?」に戻る時間を作る
✔ 失敗=成長と伝える

理科が苦手になる原因の多くは、計算や割合でのつまずきにあります。
LEAFは算数の基礎からしっかりサポートします。
「問題が解ければよい」のではなく、「内容を深く理解すること」を大切にしています。

🎯 本質的な答え

小学生の理科は
👉 「現象を楽しむ学問」

中学生の理科は
👉 「現象を説明する学問」

ここにギャップがあるのです。

算数は、中学理科を理解するための大切な道具のひとつです。
小学生のうちから、理科をもっと好きになるための準備を積み上げていきましょう。


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